橘晃×久保睦

「結局どの生き方を選んでも君は空っぽだよ。」

橘晃は久保睦の耳元で囁く。


社会人になる事を辞め、自由になった久保睦。

彼にとって良い選択のようにも感じられたが、彼の『源』を失うことになった。


久保睦は自分の内から溢れてくるものを形にしたかった。

だが、それは他者との関わりの中で生まれてくるものであり、それは一般的に『ストレス』というものだったのかもしれない。

何者でもない久保睦。

彼を縛るものは何も無い。


橘晃は問う。

「今まで自分の意思で選び進んだ道はあった?」

ガカサエ府はかな市

「はかなシ」の創作住人たちが住んでいる。

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